陽子線の品質管理
日々進化し続けている陽子線治療の分野では、陽子線治療装置が決められた精度で動作することを確認する品質管理が重要となってきます。当院では、国内外の陽子線関連学会から出されているガイドライン(粒子線治療装置の物理・技術的 QA システムガイドライン等)に準拠し、陽子線治療の経験が豊富な筑波大学の陽子線治療専門家と連携し品質管理を行うことで、患者様に安全かつ高精度な放射線治療を提供しております。
治療装置の品質管理では、日毎、週毎、月毎、四半期毎、年毎で品質管理項目を定め、主に出力、位置精度、呼吸同期精度、安全装置の確認を行っております。また、患者様に照射するすべての治療計画に対して、治療開始前に投与線量の確認を行っております。