総合内科
院長補佐、内科統括部長、総合内科主任部長
履歴 |
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所属学会と活動 |
日本内科学会指導医・総合内科専門医、日本血液学会専門医、日本検査血液学会、日本感染症学会 |
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専門分野 | 一般内科/血液内科 |
高齢化社会を迎える今、人は一つの病気だけ、もしくは一つの臓器だけを患っていて、そこだけ治療すれば良いという単純な考え方では医療を完結できなくなっています。一方で医療はより専門化・高度化しており、適切なタイミングで適切な高度専門治療がなされることによって、初めて救える命もあります。「総合内科」は、複数の内科的な病態を抱える患者の全体像を評価・診断し、治療の優先度や最適な方針を決定する「司令塔」として重要な位置を占めています。
当院の総合内科は、ER総合診療科と一体化して急性期診療に携わり、またICU/ECUと連動して多臓器不全を管理し、さらには各内科専門科の管理下で専門領域に一歩踏み込んだ治療まで行う、オールマイティーな診療科です。
また、bed sideでの日常診療のみならず学術活動も盛んに行っており、日本内科学会をはじめ多くの学会で優秀演題賞を受賞し、スタッフに限らず専攻医も国際学会で数多く発表しています。
これからも当院総合内科は、湘南鎌倉総合病院の屋台骨としての責務を認識し、地域の医療施設と緊密に連携して「内科診療の最後の砦」を自負し、常に研鑽を積んでいきたいと思います。
診療担当表
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※内科初診外来(土曜日)は完全予約制です
診療内容
各専門内科で対応できない疾患すべてに対応します。また複数科にまたがる管理が必要な場合(慢性心不全に胃潰瘍が合併した場合など)にも総合内科が対応します。
代表的な疾患としては、感染症(肺炎、尿路感染症、敗血症)や電解質異常(脱水、低カリウム血症、低ナトリウム血症)、薬物中毒(睡眠剤、抗精神薬・抗うつ薬の過剰摂取)、代謝疾患(糖尿病性ケトアシドーシス)、膠原病(原因不明の不明熱や関節痛、皮疹)や血管炎などの全身性疾患、臓器特異的な症状を呈さない疾患などがあります。
診療形態は”外来部門”と”入院部門”とに分かれます。
- 入院部門 — 4つ~5つの総合内科チームで入院患者さんを診療
- 外来部門 — 毎日 4人の初診外来担当医で、内科初診患者を診察
また、総合内科医師は週1日の再診外来日を持ち、退院後の患者外来を行っています。
入院部門を担当するスタッフ医師育成に力をいれています。“ホスピタリスト” “病院総合診療医” “総合内科医” など様々な呼び方がありますが、働き方改革を含めて時代に合わせた組織を効率よく働きやすくしていくシステムと教育をさらに強化していきます。短期研修も可(半年以上〜)。病院総合診療、総合内科の専門医取得可。総合診療、救急などからの内科ダブルボードも対応可。
写真は実際のスタッフ医師と指導医陣です。見学はこちらから。
病診連携
外来診療は、近隣の医療施設からの紹介患者や健康診断の二次検診などを中心に初診診療を中心に行っています。退院後の外来フォローも行っていますが、安定期に入った場合は、かかりつけ医(クリニックや病院)に紹介させていただくことを基本としています(病診連携)。
安定期にはクリニックに「かかりつけ医」を持ち、健康相談や風邪などの軽症疾患の診察を受けていただいたり、定期内服薬や生活習慣の管理を行っていただきます。一方で緊急の症状がでた場合や精査(入院など)が必要な場合には、「かかりつけ病院」として当院をご活用いただきます。
また当院入院加療中であっても、急性期治療が終わりましたら慢性期治療や回復期リハビリ、療養・介護サポートへ切れ目なく医療・介護をスムーズに継続できるよう、病院同士(病病連携)や療養・介護施設への転院・連携を進めております。
当院は、鎌倉・湘南・逗葉地区を中心とした地域における急性期高度医療を提供する病院としての役割を担っておりますので、病診連携・病病連携の取り組みにご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。
特徴
総合内科は、それ自体が専門性を持った診療科ですが、各専門内科から独立した診療科ではなく、専門科との連携を図りながら統合的に全身管理を行うことを目標としています。イメージとしては、1人の患者を複数の専門科医師が別々に対応するのではなく、1人の医師の中に複数の専門科の知識と考え方を備えることで、1人の医師がその患者を総合的に全身管理していきます。
一方で、総合内科医は専門内科でないと対応できない領域を知っており、適切なタイミングで専門内科と連携する能力も必要となります。
教育部門
当院は臨床研修指定病院となっています。
ジュニアレジデント(初期研修医)には医療の基本となる内科診療を、シニアレジデント(内科専攻医)には総合内科医としての知識・考え方・技術を教育しています。内科全般を網羅できるようカンファレンスや勉強会を開催し、「屋根瓦方式」教育で全人的な医療ができる医師を育成しています。
また湘南鎌倉総合病院の総合内科は、小規模・中規模病院の内科と連携を持っており、「専門内科が充実した病院での総合内科」だけでなく「専門内科が少ない病院の総合内科」も研修できる教育システムを備えております。
2006年5月からは医療教育インストラクターとして英国よりブランチ先生が採用されており、研修医教育にさらに力を入れています。病歴聴取やバイタルサイン・身体所見に基づいた鑑別診断を行い、問題点を把握し解決する臨床能力を培うことに重点をおいています。
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スタッフ
医学教育専任医師
認定等 | ロイヤルカレッジ・オブ・フィジシャン |
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専門分野 | 一般内科、糖尿病内分泌科 |
総合内科部長
認定等 | 日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医・指導医、日本呼吸器学会呼吸器専門医、日本内科学会認定内科医 |
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総合内科部長
認定等 | 日本内科学会認定内科医、日本内科学会総合内科専門医、日本内科学会教育病院指導医、日本呼吸器学会呼吸器専門医、米国内科学会上級会員、厚生労働省認定緩和ケア研修会修了医、厚生労働省認定臨床研修指導医、日本専門医機構認定総合診療特任指導医、神奈川県難病指定医 |
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総合内科部長
認定等 | 日本内科学会認定総合内科専門医、日本プライマリ・ケア連合学会認定指導医、日本専門医機構認定総合診療特任指導医、日本病院総合診療医学会認定医、医学博士 |
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総合内科部長
認定等 | 日本内科学会認定医、日本プライマリケア連合学会認定医・指導医、認知症サポート医、日本社会医学系専門医協会専門医(災害医学分野)、ICD制度協議会 感染制御医(ICD)、日本医師会認定産業医、JPTEC協議会インストラクター、NDLSインストラクター |
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総合内科医長
認定等 | 日本内科学会 認定内科医、日本専門医機構 総合診療専門研修特任指導医、日本医師会産業医 |
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総合内科医長
認定等 | 日本内科学会認定総合内科専門医 |
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総合内科医員
総合内科医員
総合内科医員
認定等 | 日本内科学会認定医 |
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総合内科専攻医
総合内科専攻医
総合内科専攻医
総合内科専攻医
総合内科専攻医