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オンコロジーセンター

澤木 明
澤木 明/ 鳥取大学卒
センター長、腫瘍内科部長
履歴
1991年 名古屋市立大学第二内科学講座入局
名古屋市立大学医学部付属病院 内科研修医
1993年 愛知県がんセンター病院 消化器内科部レジデント
1995年 名古屋市立守山市民病院 内科
1998年 明陽会成田記念病院 消化器内科
2000年 名古屋市立城北病院 内科
2001年 愛知県がんセンター病院 消化器内科部 医長
2011年 名古屋第二赤十字病院 消化器内科 副部長
2014年 川崎医科大学 臨床腫瘍学 講師
2016年 藤田医科大学(旧 藤田保健衛生大学) 臨床腫瘍科 准教授
2022年 湘南鎌倉総合病院 腫瘍内科 部長
所属学会

日本内科学会(認定医)、日本消化器病学会(専門医、指導医)、日本消化器内視鏡学会(専門医、指導医)、日本臨床腫瘍学会(専門医)日本癌治療学会、日本胃癌学会、日本人類遺伝学会、日本遺伝性腫瘍学会

詳細

地域がん診療連携拠点病院

当院は、令和2年4月1日付で厚生労働省より「地域がん診療連携拠点病院」に指定されました。
地域がん診療連携拠点病院とは、住み慣れた地域で質の高い がん医療を受けられるよう、都道府県知事の推薦の下に厚生労働大臣が指定するものです。

がん診療連携拠点病院等(厚生労働省ホーム ページより)

センターの概要

オンコロジーセンターは当院のがん診療の質を向上させるために設立されました。がんの診断・治療から緩和まで切れ目のない細やかな対応を心がけています。当センターは、39床の化学療法室、がん看護外来、リンパ浮腫外来、サイコオンコロジー (腫瘍心理)外来、緩和ケアチーム、AYAサポートチームから構成されており、がん患者総合支援室、キャンサーボード委員会、緩和ケア委員会と緊密な連携をとりながら、がん患者さんの治療だけでなく精神的および肉体的な総合的なサポートをおこなうことで最適な医療サービスを提供しています。

センターの特徴

急性期総合病院の中にあるオンコロジーセンターであるため、各科の協力体制は整っており、重複した疾患を持つ患者さんにも最適な治療を実施しています。細胞障害性抗がん剤にくわえて、分子標的治療薬や免疫チェックポイント阻害剤という機序の異なる薬剤が広く使用されるようになり、今まで経験したことのない新しい副作用が認められます。これらの副作用は中枢神経、眼、皮膚、心など全身の臓器に障害が起こりうるため、がん治療に関わらない複数の診療科の連携が必要です。当院は総合病院である利点を最大限に活用して複合的な病態にも適切な治療を行うことが可能です。

がんによる直接あるいは間接的な症状が急に変化することがあります。急変はいつ起こるか分かりませんし、夜間や休日などの対応に不安を持つ患者さんも少なくありません。当院は急性期総合病院であり、24時間いつでも救急診療や検査のできる体制を備えています。救急診療の専門スタッフと、必要かつ十分な検査が実施できる充実した設備により、オンコロジーエマージェンシーなどがんに関連する症状に適切な対応をしています。

当院のがん患者数は県内のがん拠点病院でも上位の症例数であり、多くのがん患者さんの治療実績があります。頻度の高いがんに限らず、肉腫などの希少がんの治療にも対応しており、切除や放射線治療を含めたがんの集学的治療をおこなっています。当院は地域がん診療連携拠点病院だけでなく、令和4年3月1日付でがんゲノム医療連携病院にも指定されており、ゲノム医療を必要とする患者さんにがんゲノムプロファイリング検査を行っています。臨床所見やがんゲノムプロファイリング検査で生殖細胞の変異が疑われる場合は、遺伝専門看護師と共に遺伝カウンセリングをおこない、必要に応じて生殖細胞変異の同定、治療やスクリーニングなど臨床的対応や心理面のサポートをおこなっています。

センターの展望

緩和ケアを必要とする患者さんには緩和ケアチームがサポートしていますが、当院に緩和ケア病棟はありません。緩和ケアを中心とした治療が必要な患者さんには、地域の在宅診療を実施しておられる医院、病院や施設と連携して適切な医療サービスが提供できる環境を整えています。異なる施設での情報共有の在り方や連携の方法など課題はありますが、これらの問題を一つずつ乗り越えて患者さん中心の医療を実現できるように努めております。地域のがん治療の中心的な役割を担い、地域の患者に安全で安心のがん医療を提供できる病院を目指しています。

がん診療を行う診療科

【胃がん】
消化器病センター(消化管)
外科
【甲状腺がん】
外科
頭頚部外科
【大腸がん】
消化器病センター(消化管)
外科
【軟部肉腫(部位による)】
形成外科
腫瘍内科
【食道がん】
消化器病センター(消化管)
外科
【皮膚がん】
形成外科
【小腸がん】
消化器病センター(消化管)
外科
【前立腺がん】
泌尿器科
【肝がん】
消化器病センター(肝)
肝胆膵外科
【腎尿路がん】
泌尿器科
【胆膵がん】
消化器病センター(胆膵)
肝胆膵外科
【脳腫瘍】
脳神経外科
【肺がん】
呼吸器内科
呼吸器外科
【造血系腫瘍(白血病など)】
血液内科
【悪性縦隔腫瘍】
呼吸器内科
呼吸器外科
【悪性リンパ腫】
血液内科
【乳がん】
乳腺外科
【原発不明がん】
腫瘍内科
【子宮がん】
産婦人科
【がんの放射線治療】
放射線腫瘍科
【卵巣がん】
産婦人科
セカンドオピニオンについて
【頭頚部がん】
頭頚部外科
歯科口腔外科

今月の診療担当表 はこちら

がん患者総合支援室

がん患者総合支援室(がん相談支援センター)は、がん患者さんやご家族、地域の皆さんが安心して治療や療養ができるように、相談や情報提供を行う窓口です。
病院スタッフ(がん相談支援員)が相談に応じます。
詳細はがん患者総合支援室のページをご参照ください。

緩和ケアチーム

緩和ケアチームは、医師・看護師・薬剤師・理学療法士・管理栄養士・公認心理師などの多職種で構成されるチームで、がんによって起こる肉体的および精神的な苦痛の緩和を目指して活動しています。
入院中でも外来でもいつでも相談できますので、お気軽に主治医にお伝えください。


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