小児科
小児科を受診される方へ
2022年10月1日より、紹介状なしの診察は選定療養費(初診時7,000円、再診時3,000円)が必要となりました。受診の際は必ずかかりつけ医もしくは前医からの紹介状を持参のうえお越しください。選定療養費についてはこちら
2023年1月4日(水)より、小児科の診察受付時間が変更となりました。
診療受付時間 7:30~12:30(月)~(金)
診察時間 10:00~13:00(月)~(金)
※午後の専門外来については今まで通りに行います。(完全予約制)
診療担当表
診療受付時間 7:30~12:30(月)~(金)
診察時間 10:00~13:00(月)~(金)
※小児科外来は9:00より入室が可能です。
外来について
小児科では主に新生児から中学生までを対象として、午前中は風邪などのいわゆる一般診療を中心に、午後は専門外来を行っています。
また、救急総合診療科とも連携して時間外の急な症状や救急車で来院したお子さんについても対応しています。
小児科医の仕事は病気を治すだけではなく、子育てや病気に対する正しい知識を啓蒙して保護者や子ども達の不安や悩みを解消することも大切な仕事だと心得ています。
丁寧で分かりやすい診療を心がけていますので、子どものことで困ったときには気軽にご相談ください。
※お願い
外来に来られるお子さんは軽症のものから重症まで幅広い病気で受診されています。重症度によっては診察の順番が前後してしまうことがありますが、よりよい医療を提供するためにもご協力いただきますようお願いいたします。
※泌尿器科でおこなっている小児泌尿器外来はこちら
ご受診方法
- 発熱や咳などの急性期症状や、困っている症状があるが何科を受診していいか分からない
- 専門外来を受診したい
(アレルギー、循環器、腎臓など)
午前診察をお受けください。
月~金 10:00~13:00 ※予約不可
(受付は12:30まで)
専門外来についてもまずは一般外来をお受けいただいた上で担当医より適切な専門外来の予約をお取りします。
入院について
平成29年春より入院の受け入れを再開しました。様々な疾患の子どもたちを受け入れています。病状によっては小児集中治療室があるような高次医療機関へ相談となることもありますが、安全で安心した入院生活が送れますようにスタッフ一同サポートさせていただきます。
平成29年度 | 平成30年度 | |
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入院患者数 | 138名 | 239名 |
年齢 | 生後6ヶ月~14歳 | 新生児(0ヶ月)~15歳 |
呼吸器感染症 | 54例 | 62例 |
気管支喘息 | 25例 | 35例 |
痙攣関連 | 17例 | 22例 |
川崎病 | 9例 | 4例 |
周期性嘔吐症 | 2例 | 11例 |
IgA血管炎 | 6例 | – |
尿路感染症 | 6例 | 5例 |
急性虫垂炎(保存療法) | – | 3例 |
食物アレルギー(食物経口負荷試験) | 23例 | 37例 |
入院に際して、未就学のお子さんでは保護者の付き添いをお願いしておりますが、学童以降の子については原則として付き添いは不要(希望者は付き添い可)です。
食物アレルギーに対する食物経口負荷試験の日帰り入院も行っております。
地域医療への貢献
- 湘南かまくらクリニック(鎌倉市山崎)での外来診療も行っております。
- 病院近隣の先生方とは密に連携をとって、かかりつけ医―湘南鎌倉総合病院で協力して患者さんの診察にあたります。
かかりつけの先生と協力して地域全体でお子さんの健康を守るのが理想の形と考えます。当院での検査や治療が終了したら返信をして、かかりつけ医と情報を共有することでお子さんの健康に繋がります。
- 紹介状がなくてもお断りすることはありませんが、特定療養費という自己負担費用が発生することがありますのでご注意ください。
スタッフ
常勤医
小児科部長 小児一般・血液/腫瘍
認定等 | 日本小児科学会小児科専門医、日本血液学会血液専門医 |
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所属学会 | 日本小児科学会、日本小児血液・がん学会、日本血液学会 |
コメント
地域の小児医療に貢献し、また専門医療により子どもたちの病状回復に寄与することを目指します。
小児科医長 小児一般・アレルギー
認定等 | 日本小児科学会小児科専門医 |
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所属学会 | 日本小児科学会、日本アレルギー学会 |
コメント
R2年6月より診療にあたっています。湘南エリアに来て7年になります。現在、男の子2人の子育て中です。小児科医として母親として、患者様、そのご家族に寄り添った医療、育児相談を行っていきたいと思っています。お子様の病気のこと、その他何でも心配な事がありましたらいつでもご相談ください。
小児科医長 小児一般・アレルギー
認定等 | 日本小児科学会小児科専門医、日本アレルギー学会アレルギー専門医 |
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所属学会 | 日本小児科学会、日本アレルギー学会 |
コメント
令和3年4月から常勤で診療にあたっています。
私自身も2人の子どもの子育て中です。
親身になって診療を行うことを心がけております。
子育ては本当に大変ですが、楽しく子育てをしていくことの手助けが少しでも出来たら嬉しいです。何か心配なことがございましたら、お気軽にご相談下さい。
小児科医員 小児集中治療
認定等 | 日本小児科学会小児科専門医、日本集中治療医学会集中治療専門医 |
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所属学会 | 日本小児科学会、日本集中治療医学会 |
コメント
多くの場合100%正しい治療はありません。しかしどのような状況であっても、患者さんが一番良い結果を得られるよう、適切な診療と納得のいく説明を心がけています。
不安や大事にしたいことは一人一人異なります。不安に感じる部分を共有し、納得して診療を受けるためのサポートができればと考えています。
非常勤医
成田富里徳洲会病院 小児科部長
※毎月第1火曜日に専門外来を行います。受診希望の方はお電話にてお問合せください。
認定等 | 日本小児科学会専門医 |
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所属学会 | 日本小児科学会、日本循環器学会、日本小児循環器学会、日本先天性心疾患インターベンション学会 |
専門分野 | 小児循環器 |
認定等 | 日本小児科学会専門医 |
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所属学会 | 日本腎臓病学会、小児腎臓病学会、日本小児科学会 |
専門分野 | 腎臓外来 |
認定等 |
日本小児科学会専門医・指導医、日本血液学会専門医、日本小児血液・がん学会専門医、日本輸血・細胞治療学会認定医 |
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所属学会 |
日本小児科学会、日本血液学会、日本小児血液・がん学会、日本輸血・細胞治療学会、日本造血・免疫細胞治療学会、International Society of Paediatric Oncology (SIOP)、日本産婦人科・新生児血液学会、日本ハイパーサーミア学会 |
専門分野 | 小児一般、小児血液・腫瘍、輸血 |
看護師
PAE(小児アレルギーエデュケーター:日本小児臨床アレルギー学会認定)
アレルギーの専門知識と看護師としての経験をもとに皆さんのアレルギーに関するお悩みを解決します。
※PAEとは?
はじめて目にする方も多いと思いますが、Pediatric Allergy Educatorの頭文字をとったもので小児アレルギーエデュケーターといいます。
アレルギーに関する高度な知識と経験を持ちアレルギー疾患を有する子どもや保護者に対して、専門的な指導ができるメディカルスタッフとして日本小児臨床アレルギー学会に認められた特別な資格です。(看護師・薬剤師・管理栄養士の資格を持ち5年以上の実務経験者があり、さらに小児科アレルギー専門医の下で2年半以上の臨床経験を積んでいなければ試験を受けることができません)
活動内容を日本小児臨床アレルギー学会から抜粋します。
「小児アレルギーエデュケーターは医師の診断、説明の後に、よりわかりやすく病気のことを説明したり、ぜん息治療で使用する吸入器の正しい使用方法、アトピー性皮膚炎治療でのスキンケアの方法、軟膏の適切な塗り方の説明、食物アレルギー治療での除去食の作り方、注意事項、アドレナリン自己注射器(エピペン)の使用方法などを時間をかけて理解していただけるように説明をします。」
と記載されていますが、お子さんのアレルギーについて悩みがあるときに相談しやすいメディカルスタッフと考えていただければと思います。アレルギー疾患は同じ病名でも患者さんごとに状況は大きく異なります。ひとりひとりの状況に応じて最適な方法を考えることもPAEの大切な仕事です。ぜひお気軽にご相談ください。