放射線治療セミナー開催のお知らせ
イベント
2024.01.30
当院 放射線腫瘍科主催のセミナーを開催いたします。
腹腔内もしくは骨盤内の悪性腫瘍に対する放射線治療において、放射線に対して耐性の低い腸管等の臓器が近接している場合は、腫瘍に十分な放射線量を照射できないことがあります。
放射線治療前にスペーサーを悪性腫瘍と近接する消化管等の間に留置して間隙を確保することで、消化管等に対する照射線量を低減し、悪性腫瘍への根治線量の照射が可能となります。
この度、兵庫県立粒子線医療センター附属神戸陽子線センター 出水祐介先生に陽子線治療と上記スペーサーの最新技術と知見についてご講演いただきます。成人症例についてもお話をいただく予定です。悪性腫瘍の臨床に関与する先生方、スタッフの皆様、ご専門を問わず、ぜひご参加ください。
日時:2024年2月29日(月)18:00~19:45
会場:講堂(C棟3階)
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【講演内容】
18:00~18:05
Opening remarks:湘南鎌倉総合病院 先端医療センター センター長 井上登美夫先生
①18:05~18:30
「神奈川でも始まった小児がんに対する陽子線治療」
湘南鎌倉総合病院 小児科 浜之上聡先生
②18:30~19:30
「吸収性スペーサー留置併用粒子線治療の開発経緯から現状、将来展望まで~小児を中心に~」
兵庫県立粒子線医療センター附属神戸陽子線センター 出水祐介先生
19:40~19:45
closing remarks:神奈川県立こども医療センター 小児がんセンター 後藤裕明先生