欧州品質研究協会(ESQR) 「クオリティー・チョイス賞」を受賞しました
湘南鎌倉総合病院(神奈川県鎌倉市、院長:小林 修三)は、2024年12月9日にオーストリア・ウィーンで開催された欧州品質研究協会(ESQR: European Society for Quality Research) において、「The Quality Choice Prize in the Diamond Category(クオリティー・チョイス賞/ダイヤモンドカテゴリー)」 を受賞しました。昨年の「The Quality Achievements Award in the Gold Category(クオリティー・アチーブメント賞/ゴールドカテゴリー)」 に続き、2年連続での受賞となり、国際的な品質評価において高い評価を得ています。2年連続で異なるカテゴリーでの受賞は極めて珍しいケースであり、当院の取り組みが国際的に高く評価された証といえます。
授賞式の概要
授賞式はオーストリア・ウィーンで開催され、世界中から卓越した品質管理に取り組む機関や企業が一堂に会しました。湘南鎌倉総合病院を代表して小林 修三 院長が出席し、受賞スピーチを行いました。
小林 修三院長のスピーチ
The hospital is a leading hospital in Tokushukai Medical Group which has 79 hospitals all over Japan and 42,000 staff working in the group, and ranked as large as the 12th in the world based on annual revenue. Not only to provide the cutting-edge technology like Proton Beam Radiation Therapy, robotic surgery, regenerative medicine, but also never refuse any emergency case on 24 hours /7 days service. And, Never the Weak left behind. Our philosophy is that, all living beings are created equal. All staff almost 2000 working in the hospital all the time concentrate on paying attention to quality improvement. According to Deming, to improve quality leads to decrease the cost. Furthermore, Needless to say, it would not be achieved without any good Governance and Leadership. No matter when, no matter where, no matter who needs medical service, we work for the patients all the time. It is not only the number of the patients that we have treated, but also quality improvement is our major concerns of the hospital.
スピーチの概要
私たちの病院は東京から近い鎌倉にある病院で、日本全国に79の病院を持つ徳洲会グループを代表する病院の一つです。“生命だけは平等だ”という理念を掲げる徳洲会グループは42,000人の職員が働く世界で12番目に大きな病院グループです。私たちは、最先端医療機器による治療だけでなく、弱者を置き去りにせず、いつでも、どこでも、誰もが必要な治療が受けられる、決して断らない医療の実現を目指して、環境の改善・向上に取り組んでいます。
欧州品質研究協会(ESQR)について
欧州品質研究協会(ESQR)は、スイス・ローザンヌに本部を置き、品質と技術向上を評価・研究する世界的に権威のある組織です。政府機関や企業、研究機関などを対象に、卓越性や品質向上への取り組みを評価し、これまで140カ国以上の機関・企業を表彰しています。ESQRは5つのカテゴリーで表彰を行っています。当院は品質管理において顕著な成功を示し、質の高い医療サービスの提供に取り組んでいることが評価され、The Quality Choice Prize in the Diamond Category(クオリティー・チョイス賞/ダイヤモンドカテゴリー)の受賞となりました。
主要な賞と受賞機関(抜粋)
- The Quality Choice Prize(クオリティー・チョイス賞)
湘南鎌倉総合病院(2024年)、BMW(2016年)、ウフィツィ美術館(2022年) - The Quality Achievements Award(クオリティー・アチーブメント賞)
湘南鎌倉総合病院、九州大学病院、倉敷中央病院(2023年)、ヤマト運輸(2013年) - The Best Quality Leadership Award(ベスト・クオリティー・リーダーシップ賞)
済生会熊本病院(2018年)、藤田医科大学病院(2019年) - The International Diamond Prize(国際ダイヤモンド・クオリティー賞)
大日本印刷(2015年)、ダイキン(2017年) - The European Award for Best Practices(ヨーロッパ・ベスト・プラクティス賞)
ANA(2013年)、花王(2014年)、聖路加国際病院(2016年)、サントリー(2018年)
当院の取り組み
湘南鎌倉総合病院は、「断らない医療」を理念に掲げ、先端医療技術の導入や患者中心の医療提供を推進しています。ロボット手術、陽子線治療、再生医療など、質の高い医療サービスを提供し続けると同時に、すべての患者様に平等な医療を届けることを目指しています。
本賞の受賞を契機に、今後も医療品質の向上、地域社会への貢献、そして国際的な水準に基づいた医療サービスの提供に取り組んでまいります。
関連写真
お問い合わせ先
湘南鎌倉総合病院 広報室
取材のお申込みはこちら