湘南鎌倉総合病院の免震構造におけるKYB㈱及びカヤバシステムマシナリー㈱の製品使用ついて
更新
2019.01.19
「KYB㈱及びカヤバシステムマシナリー㈱が製造した免震材料の大臣認定不適合等について」に関し、湘南鎌倉総合病院においても、該当する製品が使用されていることが判明しました。
現在、製造者である同社に対し、早急に調査し、対策を講じるよう求めています。
なお、東日本大震災の際も、建物に被害はなかったことから、直ちに建物の安全が損なわれるとは考えておらず、引き続き安全に十分配慮しながら、通常どおり診療してまいります。
施工者である熊谷組からの安全情報は以下のとおりです。
KYB㈱及びカヤバシステムマシナリー㈱より入手した免震装置の修正データの基づいて、弊社にて本建物の安全性のシミュレーションを行いました。本建物は病院という性格上、極めて稀に発生する大地震(レベル2:震度6強相当)においても建物に大規模な補修を必要としない安全側の設計となっております。今回の修正データに基づきますと、所与の性能が満たされない可能性がありますが、前記規模の大地震で建物の一部部材に損傷が発生したとしても、倒壊等の恐れはなく、現状のままご使用頂いても問題はないと考えております。
また、詳しい状況や新たな対策が講じられることとなった場合には、その都度速やかにお知らせいたします。
国土交通省からの告知はこちらをご覧ください。
KYB㈱及びカヤバシステムマシナリー㈱からの告知はこちらをご覧ください。
湘南鎌倉総合病院 院長