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胸壁外科ブログ

<Vol.18>インフォームドコンセント

胸壁外科
2019.04.25

専門的な内容を専門外の者が理解するには困難が伴います。私にはブラックホールの写真が撮れたことの素晴らしさや、ブラックホールの存在をなぜアインシュタインが予測できたのかまったく理解できません。 診察ではご本人、ご家族の健康や命に関わる事ですので、すべての方にご理解いただけるように説明しなければなりません。必要なことが十分に伝わるように、誤解が入らないように、ご本人が必要としている情報だけではなく、重要なことは残さず伝えるように心がけています。

漏斗胸について、その手術についてご説明するときにもいつもこれらに努めています。ご来院いただいた方には漏斗胸についてのご説明をして、いくつかの手術法についてご説明します。その際にもっとも大切にしているのは「エビデンス」(コラムvol.5参照)や「過去のデータ」(コラムvol.16参照)に忠実であることです。「・・・となる可能性があります」とか「ほとんどありません」などでは頻度が不確かです。手術を行うのなら、その必要性や手術後の状態をきちんとお話しし、自分たちのチームの経験や、合併症の発生率を数字を交えてご説明する必要があります。手術の経験数だけではなく、当該年齢で手術が可能な理由、年齢による合併症の頻度の違い、手術後の成長の影響、左右差や突出部分を合併した場合にどこまで良くなるか、他の方法との比較などもきちんとご提示してご理解いただくことが必要です。

夏休みに手術を予定している方も多い事と思います。主治医にどんどん質問をして納得してから手術を受けてください。

第33回鎌倉市腎友会総会と講演会

4月21日に鎌倉市腎友会総会が開催されました。
顧問である小林院長代行から挨拶があり、その後永年透析者の表彰。
当院からも透析歴15年、20年の方が表彰されました。
午後には、当院の作業療法士の西村さんから透析患者の運動療法について講演があり、大変盛り上がりました。
自分も運動しないと、、、💦

   

腎臓病総合医療センター部長 守矢英和

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